亡くなった叔母の家は至るところが汚物まみれ！どうやって綺麗にすればいいのか…。

ずっと入院していた私の叔母が病院で亡くなったのは、1ヶ月ほど前のこと。

高齢になってからはあまり会う機会がなかったのですが、親族は私しかいないということで叔母の家の片づけや遺品整理をすることになりました。

しかし、家の中に一歩足を踏み入れてみるとビックリ！

室内には鼻を覆いたくなるような異臭が立ち込め、床や家具など至るところが汚物や尿まみれになっているのです。

足の悪かった叔母は一人暮らしで介護してくれる人もおらず、さらに軽い認知症も患っていたため、トイレに間に合わないときは家中で用を足していたようです。

家の中が散らかっていることや使ったままの食器が放置されていることくらいは覚悟していましたが、この状況を見た私は愕然としてしまいました。

汚れは台所や居間など家全体におよび、とても私だけの手に負えるものではありません。

どうしようかと悩みながらインターネットで検索していたところ、リスクベネフィット様を発見。

ホームページには孤独死現場やゴミ屋敷などの清掃事例が詳細に記載されていたため、こういった案件でも引き受けてもらえるかもしれないと思い連絡してみることにしました。

恐る恐る現状を電話で伝えると、スタッフさんから「安心してください！当社でお引き受けできます」との力強い返答が。

その言葉に大変安堵し、そのままお願いすることにしました。

 

家中に汚物が付着した室内はどのように清掃・脱臭するの？

当日は2人の作業員の方が来られ、防護服を着用して作業を開始されました。

清掃のほかに遺品整理と廃棄も依頼していたので、それなりに時間がかかるようです。

今回は5日間かけ、以下のような作業をしてもらいました。

①消毒作業

まずは、室内全体に消毒剤を噴霧してもらいます。

汚物を介して様々なウイルスや菌などが繁殖している可能性があり、このままだと感染症を引き起こすことがあるそうです。

そのため、リスクベネフィット様では最初に消毒を徹底して行われるとのこと。

独自の消毒剤「RB酸水」を用いて隅々まで消毒してもらいました。

②遺品整理作業

次に、遺品を残すものと捨てるものとに分けていただきます。

市町村の区分に従って分別した上で廃棄するものは袋詰めし、最後にトラックで回収してもらいました。

③清掃、消臭作業

物が片づいてきた段階で、床や家具に付着した汚物や尿の清掃作業をしてもらいます。

家財などに付着した汚物は器具を使って取り除き、その場所を除菌してもらいました。

すべての部屋の汚物を丁寧に取り除いてもらい、消毒剤を散布。

さらに高濃度オゾンガスを使用したオゾン燻蒸を行い、空間全体を完全消臭してもらいました。

 

追加でシンク周りなども綺麗にしていただき、作業は無事に完了。

確かな技術に基づいた除菌と消臭の作業により、室内に淀んでいた嫌な臭いは一掃されました。

部屋の中は隅々まで綺麗になり、とてもあのような悲惨な現場であったとは思えないほどです。

時間がかかる上にかなり大変な作業であったかと思いますが、きっちりとやり遂げていただき本当に感謝しています。

このたびはお世話になりました。