突然のマンション火災でパニック！でも、今いちばん困っているのは…

保有するマンションの急な火事の知らせで何をすべきかもわからず、頭が真っ白に。

少し冷静になると、今いちばん困っているのは入居者と近隣に住む方々だということに気付きました。
幸いにも、入居中の方々からの問い合わせや退去希望の方の手続き等は管理会社が抜かりなく対応していただける模様。心配事は1つ減りました。

しかし、近隣の方々へのお詫びや保険の手続きなど、やらなければならないことはまだまだあります。
まずは、焼け焦げてしまった部屋を一刻も早く住める状態にしなければなりません。

すぐに対応してくれる清掃業者をインターネットで検索したところ、24時間受付のリスクベネフィットという業者を見つけました。
藁にもすがる思いで電話をかけてみると…

「当社はお急ぎのお客様が多いんですよ。早速対応させていただきますのでご安心ください！」と快いお返事。

この時点で不安な気持ちが少し軽くなりました。

その1　火災が起きたマンションの清掃にはどれくらいの時間がかかるの？

早いとはいっても、自分のマンションが火災現場になるのは初めてのこと。
いったいどれくらいで清掃作業が完了するものなんだろう？

「火元の解体後であれば規模によりますが1週間程度で終わりますよ」

リスクベネフィットは特殊清掃では業界最大手のため多くの人員を動員でき、人海戦術で素早く作業を完了できるとのことでした。
入居者や近隣の方々にご迷惑がかからないようとにかく早く終わらせてほしいところでしたので、ありがたいお言葉です。

その2　火災現場ではどのような作業をするの？

作業内容は現場の状況や要望に合わせて変わるそうです。
今回は今後も継続して入居を希望される方がいらっしゃるため、有害物質を残さず、かつできる限り早く復旧できる工程でお願いすることに。

具体的には、次のような作業内容でした。

• 煤の除去・ケレン作業

真っ黒になった天井や壁の煤を荒く削り取っていきます。
汚れを落とすケレン作業を行うことで、その後行うコーティングが密着しやすくなるそうです。

• 有害物質の分解作業

有害物質を分解する薬剤を散布し、機材で酸化分解します。
アスベストやダイオキシンなどの有害物質を無害化することで、再度人が利用できる環境に戻します。

• 特殊コーティング作業

臭いが残っては入居者にご迷惑をおかけするので、煤の臭いを絶つための特殊なコーティングをしてもらいました。
コーティングに使用している塗料は、工期や費用を抑えるために開発されたリスクベネフィットオリジナルのものとのこと。
顧客の悩みに真摯に向き合っているという印象を受けました。

 

火災が起きたとの知らせを受けたときはどうなることかと思いましたが、迅速に清掃作業を終えていただき本当に助かりました。

これからリフォームを控え完全に解決というわけではありませんが、とりあえず一息つけそうです。
何もわからず不安な中、丁寧にサポートしていただきありがとうございました。