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春日部市で浴槽死!今後も浴槽を使用する場合の特殊清掃方法とは?

張られていた水を取り除き残った皮膚を洗浄します。
ポコを使用し浴槽洗浄中です。
浴槽備品全て取り外し洗浄します。
ヌメリ菌除去中です。
高濃度オゾン発生器を用いオゾン燻蒸にて殺菌消毒します。
浴槽に水を張水質検査のサンプル採取します。

高齢の母が浴槽の中で亡くなっていた…。
汚れてしまったお風呂を再び使えるようにするにはどうすればいいのか?

突然、実家の母が亡くなったとの電話をもらい、私はショックを隠し切れませんでした。

母は浴槽内で亡くなり、死後2週間以上が経過していたとのこと。

高齢の母は、浴槽での温度差によるいわゆるヒートショックにより亡くなったそうです。

一人暮らしだったためすぐに気づいてくれるような人もおらず、遺体は長期間放置されることになってしまいました。

浴室は密閉された空間のため臭いが漏れにくく、近所の人がようやく異変に気づいた時には遺体が相当腐乱した状態であったそうです。

遺体が運び出された後も、浴槽内には遺体の一部や体液などの汚染物がかなり残っていました。

実家は私が幼い頃から暮らしてきた場所ですし、数年前に大規模なリフォームをしたこともありできればこのまま使いたい…。

そこで、特殊清掃をお願いしまた使える状態に戻してもらうことに。

どこか良い業者はないものかとインターネットで調べていると、リスクベネフィット様を発見。

多様な特殊清掃業務を請け負っておられ技術力もありそうだと感じたため、お願いすることにしました。

孤独死の起きた浴槽を再度使えるようにするための清掃方法とは?

果たして、孤独死があった浴槽はまた使えるようになるのでしょうか。

私は不安でしたが、リスクベネフィット様のスタッフさんに使用可能な状態で納品できますと仰っていただいたため、とにかく作業をお任せすることにしました。

今回実際に行ってもらった作業は下記の通りです。

①浴室の消毒

作業の前に、消毒と現場確認を行ってもらいます。

孤独死の起きた現場では危険な感染症を引き起こす雑菌やウイルス等が繁殖しているケースが多いため、消毒液の散布が必須とのことです。

スタッフさんは慎重に作業されていました。

②浴槽内の清掃

消毒のあとは、いよいよ本格的な清掃作業を開始されました。

まずは浴槽に張られている水をこして不純物を取り除いてもらいます。

その後、浴槽内に残った汚物や不純物などを清掃。しかし、これだけではまだ目に見える大きな汚れを落としただけだそうです。

浴槽を再び使えるようにするにはここからが本番だそうで、浴室内の壁や床、天井などを清掃し、さらに排水溝や備品なども殺菌・洗浄していただきました。

浴槽だけでなく周囲にも臭いが染みついているため、きちんと清掃しないと死臭が残ってしまうことになるそうです。

丁寧な清掃のおかげで、浴室内は汚れやぬめりもなくなり白くピカピカになりました。

③消臭作業

清掃の仕上げとして、オゾン脱臭機を利用した消臭作業をしていただきます。

地球上で2番目に強い物質であるオゾンを使い、臭気を効果的に酸化分解することで、通常2年程度かかる風化を2〜3日で行えるようです。

④排水管の洗浄・水質検査

お風呂を再び使用するため、給排水のパイプ内を薬剤を使って殺菌・洗浄してもらいます。

最後には水を張り、水質検査用のサンプルを採取。

大腸菌などの危険な菌の有無を検査し、お風呂が再び使えるかどうかを確認するとのことです。

検査の結果が出るまでお風呂の使用は中止しておりましたが、後日伝えられた検査結果は無事合格でした。

 

初めて現場の状況を聞いた時はどうなることかと思いましたが、リスクベネフィット様のおかげで実家の浴室がまた使えるようになり、感謝の気持ちでいっぱいです。

この度は本当にありがとうございました。

  • 作業: 浴槽死清掃
  • 人数: 1人
  • 日数: 1日
  • 参考費用: 216,000(税込)円(税込)