私のアパートで孤独死が…。死後1ヶ月が経過した部屋の特殊清掃はプロに依頼すべき？

数日前、私が経営するアパートで孤独死があったと連絡が入りました。

私は10年ほど賃貸物件を経営しており、これまでも何度かこうした経験があります。

しかし、今回は死後1ヶ月が経過していてかなりひどい状態のようです。

亡くなったのは生活保護を受けていた方で、家財などはほとんどなかったため遺品整理は自力で行うことに。

消臭効果を考え、床に石灰も撒きました。

しかし、これだけでは気休め程度に過ぎなかったようで、周りの入居者からは「臭いが気になる」との苦情が…。

私は「このまま放置することはできない」と考え、清掃業者を探すことにしました。

 

孤独死現場の清掃をプロに任せないといけないのはどうして？

いろいろとインターネット等で調べたところ、孤独死現場の清掃は通常のハウスクリーニング業者では対応できないとのこと。

床についた体液や血液などの汚染物をきちんと除去し、充満する臭いを取り除くには専門的な技術が必要だそうです。

やはり、特殊清掃に関してはプロの業者にお願いしないといけないと考え、専門の業者に絞って探すことに。

管理会社とも話し合った上で、多数の特殊清掃案件を手掛けており実績豊富なリスクベネフィット様に依頼することに決めました。

 

特殊清掃をプロに依頼するメリットとは？

今回、専門業者であるリスクベネフィット様に作業をしていただき、以下の点が特に大きなメリットであったと感じました。

メリット1　汚染物をきちんと取り除いてもらえる

室内に残っている体液や血液などの汚染物にはウイルスが繁殖している可能性があるため、清掃には専門の技術が必要だそうです。

リスクベネフィット様は独自の消毒剤「RB酸水」を散布した上で、体液専用薬剤を使用して室内に残る汚染物をきちんと除去してくださいました。

単に清掃するだけでなく感染症の危険性も考慮した上で徹底的に汚染物を除去される姿を見て、しっかりとしたプロの業者に頼んで正解だったと感じました。

メリット2　コストを抑えながら作業してもらえる

簡易清掃だけでは、床に染み込んだ汚染物は取りきれません。

こうした場合、普通の業者なら完全に床を解体する可能性があるそうですが、リスクベネフィット様は違います。

独自のコーティング剤を使用した特殊コーティング作業をされ、建材を再利用してくださいました。

余計な工事を行わないことでリフォーム費用を抑えられるため、全体的な金額もリーズナブルになるようです。

業者の中には闇雲に解体するところもあるようですが、リスクベネフィット様は極力無駄な工程を減らそうとしてくださり、大家として大変ありがたく思いました。

メリット3　完全消臭できる

部屋に充満した遺体の臭いは、私が石灰を撒いた程度ではまったく消えておりませんでした。

そこで最後の仕上げとして使用していただいたのが、オゾン脱臭機です。

地球上で2番目に強力といわれているオゾンの力で臭気を除去してもらうのですが、オゾンを使った技術も業者によってバラバラだそうで、中には作業が不十分で臭いを残して帰ってしまう業者もあるとのこと。

その点、リスクベネフィット様の「オゾンショックトリートメント法」は独自の特許技術だそうで、効果のほども十分なようでした。

 

作業終了後は、特殊コーティングとオゾンの力のおかげで部屋に立ち込めていた臭いはまったく気にならず、孤独死があった現場であることを忘れるほどでした。

やはり、信頼できるプロの業者にお任せして良かったと強く感じました。

この度は誠にありがとうございました。