叔父が孤独死！1日しか予定を開けられる日がないけれど、特殊清掃は1日で終わるものなのか？

神奈川県茅ヶ崎市にある一軒家で叔父が亡くなったと聞かされました。

突然のことでびっくりしたと同時に心配になったのが、現場の清掃などにはどれくらいの時間がかかるのかということ。

普段から仕事が忙しいためなかなか休みを取れず、現場に滞在できるのは恐らく1日だけです。

叔父は一人暮らしだったため孤独死しており、恐らく特殊清掃が必要です。しかし、「果たしてたった1日で終わるものなのか…」と、とても不安を感じました。

発見が遅れたため部屋の床には黒々とした体液の跡がくっきりと残り、嫌な臭いも充満しています。

「これを1日で終わらせるのはさすがに無理だろうか…」と思いながらインターネットで情報を調べていたところ、リスクベネフィット様を発見。

電話で問い合わせると、緊急で対応してほしい場合でもスケジュールが空いていれば即日納品が可能とのことです。

時間があまり取れない私には非常にありがたいお話でしたので、そのままお願いすることに決めました。

 

孤独死現場に入室できるまでの作業を即日で行ってもらう方法とは？

1日という短期間で本当に作業が終わるのか不安な私にリスクベネフィット様は当日の工程を説明してくださり、作業を開始されました。

①汚染物除去・消毒剤散布作業

まずは、防護服を着たスタッフさんに体液が染み込んだ家財などを撤去してもらいました。

叔父が亡くなった場所のカーペットや床板には汚染物が染み込んでいるため、剥がして梱包し、撤去していただきます。

叔父の家の近くは道が狭くトラックが近くまで来られなかったため、作業員の方が何度も往復されていて大変そうでした。

汚染物撤去のあとは、独自の消毒剤「RB酸水」を使った消毒作業です。

残された体液などにはウイルスや菌などが繁殖している危険性があるため、安全を確保するためにも消毒作業は欠かせないとのことでした。

②消臭作業

消毒が終わると、オゾン脱臭機を1部屋に2台以上設置し、高濃度オゾンによる除菌や消臭を開始されました。

リスクベネフィット様は専用薬剤を併用することでオゾンの効果を高め、作業時間を短縮しておられるようです。

実際に脱臭後はあの嫌な臭いが落ち着き、短時間でここまでの効果があることに大変驚きました。

③近隣対策や不動産関係者への対応

消臭のあとはウジ虫やハエなどの対策も行ってもらいましたが、作業はこれで終わりではありません。

清掃が終了しても遺品が残っている場合は臭気が漏れ出す可能性があるため、近隣対策として玄関ドアの隙間にテープを貼って臭いを閉じ込めてもらいます。

また、大家さんや不動産管理会社との交渉も代わりに行っていただきました。

 

すべての作業が終わるとなんとか入室できる状態に。

ここまでの作業が本当に1日で終わってしまうとは想像していなかったため、プロの技術に感激いたしました。

おかげでやっと一息つけ、大変感謝しております。

清掃から関係者への対応まですべて行ってくださり、本当にありがとうございました。